2014/02/28

3/5(水)中野店棚卸の為、良いものが出ます。その2 写真集


お客さんには本当に関係ない話ですが、社内的には季節の訪れのような
行事である棚卸。中野店は3/5(水)で今回は休業しません。

そのかわり営業が18時までとなります。

営業時間2時間短縮ですが、その分の密度は高めます。

ということで。

写真集も出します。統一感はないですが
欲しい方は結構いそうなラインです。


Joel Meyerowitz /Wiild Flowers 税抜¥4,000-

リプリント版も結構出ているジョエル・マイエロウィッツの名作です。こちらは83年ペーパーバック版。

 

RAF SIMONS REDUX 税抜¥20,000-

ファッションブランド「RAF SIMONS」10周年を記念して制作された
ヴィジュアルブック。2005年発行。ダストジャケット小やけ汚れ。


DENNIS HOPPER
1712 North Crescent Heights 税抜¥20,000-

1960年代のロサンゼルスでのホッパーが写した家族や友人たちの貴重なポートレイト。
スティーブ・マックィーンやピーター・フォンダなどのプライベート感ある写真も収録。
2001年Greybull press発行。

   


 

アメリカを代表する現代アーティスト、Richard Princeの作品集3冊。

Spiritual America(2007年 Guggenheim Museum) 税抜¥4,000-

グッゲンハイム美術館での展覧会カタログ。
有名なマルボロのカウボーイのアイコンも収録されています。

Women (2004年 Hatje Cantz) 税抜 特¥5,000-

「女性」をテーマにした作品集。アメリカの大衆的な女性イメージなどをコラージュ的に
再配置するプリンスならではの手法が際立っています。角小傷み。

Adult Comedy Action Drama(1995年 Scalo) 税抜¥15,000-

意味を感じさせない様々な日常のスナップ写真と広告イメージとが混在した作品集ですが
写真集としても楽しめるので、個人的にはこちらが一番好きです。

 

Antoine d' Ageta / Stigma (2004年 Seuil) 税抜 特¥12,000-

世界的な写真集団「マグナム」のメンバーでもある、フランス生まれの写真家アントワン・ダガタ2004年の写真集。悪夢のような畸形的イメージが続きますがそれでも全体を通して崇高な印象があるのは何故なんでしょう。角小傷み。


Mark Borthwick / All Events Are Even (2002年 Purple Books) 税抜 特¥6,000-

同年の展覧会に併せて刊行されたもの。コンパクトながら
ボスウィックらしいセンスフルな写真集です。


Ryan McGinley / Life Adjustment Center (2010年 Dashwood Books) 
税抜 特¥10,000-

足の速い人気タイトル。動物と人物のコンセプチュアルなポートレイト写真集。
小やけ。



Robert Mapplethorpe / Autoportrait (2001年 Arena) 税抜¥4,000-

1972~74年に撮影されたメイプソープのセルフポートレイト集。カバー小傷み。


Nan Goldin / GOTSCHO (1996年 Maison Europeenne de la Photographie) 
税抜 特¥4,000-

友人ゴッチョの写真集。肉体派のゴッチョにドレスを着させてたりしています。
小やけあり。


他にも用意してます!

上記は3/5(水)販売商品です。
電話取置き、通信販売は翌日からとさせていただきます。


2014/02/15

3/5(月)中野店棚卸の為、良いものが出ます。その1 戦前絵本

生憎の天候でしたが、海馬も無事にオープンできました。

来て頂いた方本当にありがとうございます。
ばたばたして仕切りが上手くなかったです。すみません。その他にも反省材料が残りました。次回何かやる際は改善します。

と余韻は後で味わうとして、次は棚卸しの日に向けて商品のご紹介をして参ります。


「りんごののぞみ」(研究社 1928(昭和3)年)
文・小野政方
挿絵・竹久夢二


グリム兄弟、イタリー童話などを元にした短編の童話集の挿絵を夢二が描いています。
戦前の印刷具体が良いです。函決、表紙賞小書き込み。


「兎の電報」(アルス 1921(大正10)年)

挿絵は初山滋です。背やけ、こちらも裸本。


「勇ましい少女 ジャン・ダーク」(盛光社 昭和25年)

挿絵不明。ジャンヌ・ダルクの伝記物。
函入、状態はまずまずです。

上記は3/5(水)発売です。

その他、これからいろいろ用意していきますので
お楽しみに。

2014/02/14

2/15海馬情報! 保育社のジュニアものや、昭和7年の新潮社の探偵ものなど

明日の海馬OPENには、下記の商品も出します!!!!!
駆け足でご紹介!
 
 

・西條八十「謎の紅ばら荘」(昭和30年/ポプラ社)

・<保育社の探偵冒険全集>マーガレット・サットン「幽霊面の呪」(昭和32年/保育社)

・<新作探偵小説全集>大下宇陀児「奇跡の扉」(昭和7年/新潮社)

・筒井敏雄「サーカスの怪人」(昭和29年/東光出版社)

・吉屋信子「あの道この道」(昭和26年/ポプラ社)

・<ジュニア探偵小説>久米元一「美しき魔人」(昭和46年/偕成社)※裸本

などなど。
詳しい状態は当日店頭で確認お願い致します。

また、買取も随時行っています!
是非!!!!
 

いよいよ明日。2/15(土)海馬オープン 追加情報 その1

外は雪降る天候でいつもよりも静かですが、こちらは
黙々と、粛々と、準備しています。

ぎりぎりまで商品紹介します。



寺山修司「DVD 実験映像ワールド」1〜4 

1、2は未開封。
最近は実験映像、舞台映像などアート系のソフトの取り扱いも


細江英公・三島由紀夫 「薔薇刑 完全復刻版」(2008年・ナディフ・限定500部)
再入荷しました。コンディションも良好です。

「卵形」(1963年。MODERN PHOTO CENTER・限定300部)
編集・デザイン・田名網敬一
写真・松本寿信
詩・山本太郎
表紙が剥げています。かなり惜しまれますが本体は
問題無し。中は滅茶苦茶カッコいいので、とりあえず1冊手元に持っておきたい方向け。

図録「具体展  Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(1992年 芦屋市立美術博物館)
「具体展Ⅰ〜Ⅲ」に加えて「甦る野外展」の全記録が収録されている充実した図録。
山本淳夫氏によると、「具体資料集 ドキュメント具体1954-1972」に対して補完的な役割を持っているとのこと。

図録「日本のシュールレアリスム 1925〜1945」
名古屋市美術館での展覧会の図録です。戦前のシュールレアリスム詩、モダニスム絵画、フォト・アヴァンギャルドなどの当時の動向がグループごとに紹介。図版も多く資料性高いです。書店シール貼付ですが、大きなダメージはないです。

北園克衛 エッセイ集(2004年 沖積社)
画像はパラフィンがあって見づらいですが。
限定350部のものです。

上記は明日2/15(土)より販売です。
電話通販・お取り置きは16日からでお願いします。

来店お待ちしています!

いよいよ明日。2/15(土)海馬オープン 追加情報 その2

大詰め!画像粗いのはご容赦!







真鍋博「藁を喰った話」(1958年 亜紀社)

テキストは詩人の関根弘。発行元は亜紀社と出版社名が付いてますが
自費出版のような形で発行されたものです。真鍋ファンには涎ものではないでしょうか。


北島敬三「写真特急便沖縄 no.1」(1980年 パロル舎)
1冊だけですが、バラでも見かけないと思います。表紙角折れあり。
お探しの方はどうぞ。

築地仁「垂直状の〈領域〉」(1975年 私家版)
構成も凝った名作。帯無しです。

「ジョセフ・クーデルカ展 Josef Koudelka Retrospective」(2013年 東京国立近代美術館)
展覧会行けなかった方、図録を買い逃した方に朗報!
最終日に完売したジョゼフ・クーデルカ展の図録です。入荷は1冊だけです。


鬼海弘雄「東京迷路」(1999年 小学館)
帯付。グッドコンディション。

「写真家 井上青龍回顧展」(2005年 尼崎市総合文化センター)

津田直「SMOKE LINE」(2008年 資生堂ギャラリー)
同名写真集出ていますがこちらは図録版です。
あまり見ないです。
Leslie Kee「Super  Barneys Newyork」(2013年)

表紙は何種類か出ています。バーニーズニューヨークを利用した方に
配布された非売品。


上記は2/15(土)販売です。

通販・お取り置きは翌日16日からとさせていただきます。




いよいよ明日。2/15(土)海馬オープン 追加情報 その3


「ニャロメの万博びっくり案内 全3冊」(1970年 フジオプロ)

セットでは出にくいです。万博ものということでヴィンテージ漫画のマニア館でなく
うちで出させていただいております。状態は小口やけ、小傷み、全体的には並。


手と目の総合学「テクネ」創刊号(1977年 ケイツー)

羽良多平吉が装丁。湯村輝彦もイラスト描いています。工作舎周辺が好きな方はどうでしょう。

「We We Love Football」

VAN JKT発行。図版多めでフットボールとは何かから、カレッジリーグの紹介まで載っています。


「南沙織サイン色紙+生写真」

ユネスコ村でのコンサート時のもの。写真もセットでの販売です。

「ちあきなおみサイン色紙」
コロンビアレコードの色紙です。



「1990年付近の音楽誌」
忌野清志郎、RCサクセション記事が掲載のバックナンバーです。ロッキング・オン・ジャパン、宝島、オン・ステージなど。この辺りはこれから来そうというかもう来てますか。
バラで棚に出します。


忌野清志郎ファンクラブ会報「どんちゃん画報」創刊から不揃い29冊。
セット販売です。


「月刊真木よう子」
「我が名は、ジュリー」
「写真集〈叫び〉」

すべて2/15(土)に販売。

通販・お取り置きは16日からです。
よろしくお願いします。

2/15(土)海馬情報! ポプラ社のジュニアもの

明日の2/15(土)海馬にポプラ社よりはこちらも追加!!

・<探偵冒険>海野十三「海底都市」(1956年/ポプラ社)
 

※貸本(カバーはりつき、カバー袖・本体見返し捺印剥がし跡)
※カバー:小傷み
※本体:ヤケしみ、天捺印
 

・<探偵冒険>久米元一「鉄の魔人」(1954年/ポプラ社)
 
※貸本(カバー袖・本体見返し捺印剥がし跡)
※カバー:ヌレ、折れ小傷み
※本体:ヌレ、ヤケしみ
 

・<探偵冒険>山中峯太郎「大東の鉄人」(1954年/ポプラ社)
 
※貸本(カバー袖剥がし跡、本体見返し捺印テープ跡)
※カバー:破れ折れ傷み、背ヤケ
※本体:ヤケしみ
 

・<冒険小説>南洋一郎「吼える密林」(1955年/ポプラ社)
 
※貸本(カバー貼り付き、本体見返し捺印剥がし跡)
※カバー:上部欠損、破れ、ヤケ
※本体:ヤケしみ

・<名探偵シリーズ>横溝正史「幽霊鉄仮面」(1967年/ポプラ社)
 

※カバー:背ヤケ、小傷み小汚れ
※本体:小ヤケ気味、見返し極小剥がし跡

この他にも珍しいタイトル多数放出します!!!!
 
 
 

 

 

2/15(土)海馬情報! レム007とアーカムハウス叢書にサンリオSF文庫セット

2/15(土)海馬リニューアルオープン情報。

映画化もされた『ソラリス』、根強い人気の『泰平ヨン』シリーズなどその他にも魅力的名SF作品を多数生み出した東欧SF界の巨人<スタニスワフ・レム>。
今回は下記のレムの著作も店頭に出します。
 
 
・<サンリオSF文庫>スタニスワフ・レム「浴槽で発見されや手記」(1983年/サンリオ)
 
 
※カバー:背薄くヤケ、小傷み
※本体:ヤケ
 
 
・「スタニスワフ・レム自選傑作集 すばらしきレムの世界 全2冊セット」(1980年/講談社/講談社文庫)
 
※カバー:各巻小スレ、2巻背小傷み
/商品紹介
こちらは黒背ではなく、茶色い後版のカバー装丁ですが、逆に最近こちらの方が見ないです

そしてなんとサンリオSF文庫のセットも!!!!!
 
 
画像にはいりきらない!!!!!!!

映画も人気の「007」
今回は変り種の書籍をご紹介。
 
 
・「Visier 007 スパイ特集」(昭和42年6月10日発行)
/商品紹介
007に関しての貴重な資料を掲載した書籍。
007に関した記事や、珍しい広告、またガンについての記事や写真もあり、読み応え十分な品。
007ファン垂涎の品。

・<アーカムハウス叢書>ウィリアム・ホープ・ホジスン「海ふかく」(1986年/国書刊行会)
 

/商品紹介
名も知れぬ深海の怪物、難破船に繁殖する未知の生命体、伝説の島------八年間の船員生活をもとに海の神秘、怪奇、幻想、さらに海でしか体験できない恐怖を異様な迫力で描きつくした鬼才ホジスンの海洋怪異幻想譚全13篇を収録!!
 
・マーク・Z・ダニエレブスキー「紙葉の家」(2002年/ソニー・マガジンズ)
 

※帯:極小傷み
※本体:小汚れ
状態並本
/商品紹介
現代アメリカ文学の最先端にして最高峰。
実験的な手法を用いた、現代のアメリカだけでなく、現代の文学にも多大な衝撃をもたらした作品
 
 

 

 
 
 

 

 


 

2/15海馬情報! 「学研M文庫 伝奇ノ匣」シリーズ

2/15(土)海馬リニューアルオープン情報。

2001年に学習研究社より刊行がはじまった「学研M文庫 伝奇ノ匣」シリーズ。
今回はこちらも2/15(土)に出します!!!!
※「伝奇ノ匣」とはなにか
遠く神話伝説の昔に端を発し、王朝物語、中世御伽草子、近世の読本・草双紙から現代の伝奇バイオレンスやモダンホラーにいたるまで・・・・・・「伝奇と怪異」の文学は、いつの時代に人々の好奇心や冒険心をかきたててやまないエンターテイメントの王道でした。
本朝伝奇文学を代表する作家たちの名作、珠玉作、埋もれた逸品の数々を収録した、『伝奇の法燈』を新世紀へと伝える魔法の小箱
 

・<伝奇ノ匣>「国枝史郎ベスト・セレクション」2001年/学習研究社/学研M文庫
 

☆帯付
/商品紹介
奇想横溢の長編『八ヶ嶽の魔神』に加え、名のみ高くして復刊の機会に恵まれなかった耽美と幻想の戯曲集『レモンの花の咲く丘へ』および伝奇短編の粋を収めた傑作集。
 

・<伝奇ノ匣>「岡本綺堂 妖術伝奇集」2002年/学習研究社/学研M文庫
 
※帯付
/商品紹介
洋子の化身となった美女と若き陰陽師の哀切なロマンス『玉藻の前』、謎の異人も魅入られた娘の数奇な運命をえがく『小坂部姫』の両長編のほか、『猿の手』『人狼』といった泰西怪談の名作を綺堂流にアレンジしたホラー戯曲集など、単行本未収録の逸品を多数収録。
 

・<伝奇ノ匣>「芥川龍之介 妖怪文学館」2002年/学習研究社/学研M文庫
 
※帯付
/商品紹介
大川の畔に河童を想い、銀座の雑踏に妖精を幻視し、ビアスやブラックウッド、M・R・ジェイムズを愛読した怪奇の文豪、芥川龍之介。
東西の幻術僧が激突する王朝伝奇ロマンの知られざる逸品『邪宗門』、オカルト・ホラーの先駆として映画かもされた『妖婆』をはじめとする伝奇と怪異の名品多数のほか、若き日の怪談蒐集ノート『椒図志異』や、大正の文藝百物語ともいうべき『怪談会』など、貴重な資料を満載。
 

・<伝奇ノ匣>「夢野久作 ドグラマグラ幻戯」2003年/学習研究社/学研M文庫
 
※カバー:小切れ
※本体:小傷み
/商品紹介
夢野久作が生涯を賭けて書き上げたという、伝奇・ホラー・ミステリーといったジャンルの枠を超え、世代を超えて読み継がれてきた不朽の名作『ドグラ・マグラ』
本書は、その謎めいた作品宇宙探求に必携のガイドブック。文庫初収録となる幻の作品『ドグラ・マグラ草稿』ほかの関連作品集成に加えて、同書解読に欠かせない諸家の作品、関連資料の数々を収録しています。
 

・<伝奇ノ匣>「ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚」2008年/学習研究社/学研M文庫
 
※カバー:スレ小傷み
※本体:小傷み
/商品紹介
西洋伝奇小説の源流、ゴシック・ロマンスの名作を歴史的名訳で復刻。
テーマは『怪物の創造』ゴシックから近代ホラーへの転換をもたらした吸血鬼と人造人間の物語集。
編集は東雅夫。
また横溝正史訳、芥川龍之介訳によるモダン吸血鬼小品など、全12編を収録!!
/収録作品
日夏耿之介「恠異ぶくろ(抄)」
コールリッジ「クリスタベル姫」
シェリー夫人「新造物者」
ポリドリ「バイロンの吸血鬼」
バイロン卿「不信者」
ゴーチェ「クラリモンド」訳:芥川龍之介
ガストン・ルルー「吸血鬼」
マルセル・シュウオップ「吸血鬼」
W・L・アルデン「モダン吸血鬼」訳:横溝正史
小泉八雲「屍鬼」
日夏耿之介「吸血鬼譚」
平井呈一「嗜屍と永生」
 
2/15(土)販売です!!!!!
 
 
 
 
 

 

 

 

 


2/15海馬情報! 怪奇/幻想文庫

海馬に名称が変わり、売り場拡張され2/15(土)にリニューアル・オープン。
もちろんSF・ミステリ・幻想の文庫も店頭ないところ大量に出ますよ。
本日はその中から怪奇/幻想中心にオススメを。
 
 
・平井呈一「真夜中の檻」2000年/東京創元社/創元推理文庫
 
※帯:極小傷み、本体:見返し極小紙剥し跡
/商品紹介
本邦ホラー屈指の傑作として名高い「真夜中の檻」、都会の片隅に芽生えた悲しくも不可思議な恋の物語「エイプリル・フール」。
恐怖と浪漫の横溢する創作全二篇に、英米の怪奇作家とその作品、さらには幽霊実話を造詣深く語るエッセイを併録。
 

・編:日下三蔵「怪奇探偵小説名作選 蘭郁二郎集」2003年/筑摩書房/ちくま文庫 怪奇探偵小説名作選
 

※帯:小切れ擦れ、カバー:裏表紙小傷み
/商品紹介
幻と言われるSF/推理作家『蘭郁二郎』の作品集。
デビュー作「息を止める男」、死体撮影にとり憑かれた男を描く「魔像」、轢殺に会館を覚える運転士の「鉄路」ほか、
初期の犯罪小説から後期の科学小説を収録。
 

・編:日下三蔵「怪奇探偵小説名作選 佐藤春夫集」2002年/筑摩書房/ちくま文庫 怪奇探偵小説名作選
 
※カバー:裏表紙小傷み
/商品紹介
谷崎潤一郎とともに探偵小説のジャンルも開拓し、のちに文壇の重鎮的存在となった佐藤春夫の作品世界。
探偵小説の先駆けとなり谷崎が絶賛した「指紋」、未来都市小説「のんしゃらん記録」など幻想・耽美的作品を収録しています
 

・編:日下三蔵「怪奇探偵小説名作選 久生十蘭集」2002年/筑摩書房/ちくま文庫 怪奇探偵小説名作選
 
※カバー:裏表紙擦れ
/商品紹介
驚くべき着想で架空の土地をリアルに描き出した「海豹島」「地底獣国」、戦後まもなく発表された代表作とされる「ハムレット」と、
その原型となった「刺客」などはじめ、十蘭の魅力お網羅した一冊。
 

・編:日下三蔵「怪奇探偵小説傑作選 岡本綺堂集」2001年/筑摩書房/ちくま文庫 怪奇探偵小説傑作選
 
☆帯付
/商品紹介
行燈のうす暗い明かりのもとで語り聞かせるかのような絶妙な筆致で読者を魅了する岡本綺堂。
その氏の代表作「青蛙堂鬼談」シリーズをはじめとする怪談の数々を収録する。

・編:日下三蔵「怪奇探偵小説傑作選 海野十三集」2001年/筑摩書房/ちくま文庫 怪奇探偵小説傑作選
 

☆帯付
※本体:地小汚れ小傷み
/商品紹介
日本SFの元祖・海野十三。理科系作家がその新しい知識を駆使して生み出す奇ツ怪で新鮮な物語に、昭和の科学少年は胸躍らせたもの。
エログロ・ナンセンスにみちた初期の作品から戦時下の緊迫した空気を伝える異色作まで、鬼才が遺した多彩な推理小説を収める。

 

 

 

 

 

2/15海馬情報! 三島由紀夫版「黒蜥蜴」と合作探偵もの

海馬に名称が変わり、売り場拡張され2/15(土)にリニューアル・オープン。
もちろんSF・ミステリ・幻想の文庫も店頭ないところ大量に出ますよ。
本日はその中からオススメを。
 
 
・三島由紀夫「黒蜥蜴」2007年/学研/学研M文庫
 
※帯付
/あらすじ
岩瀬家の秘宝<エジプトの星>を狙う美貌の女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の対決。
だが、二人の間にはいつしか淡い情愛が-。
/商品紹介
江戸川乱歩の原作にもとづく三島由紀夫の頽唐美とロマンあふれる名作戯曲を初文庫化。
また関連エッセイのほか、乱歩らとの座談会の記録・対談を併録。
解説:美輪明宏「黒蜥蜴のこと」
 

春陽文庫の合作探偵小説シリーズも多数入荷!

・「合作探偵小説 女妖」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
※見返し剥し跡、本体:腹小汚れ
/商品紹介
『探偵実話』昭和29年1月号に一挙掲載された「女妖」は、江戸川乱歩、香山滋、鷲尾三郎と引き継がれていきます。
こちらの文庫には表題作以外に江戸川乱歩、城昌幸、角田喜久雄、土師清二、陣出達郎による合作時代小説「大江戸怪物団」を併録。
 

・「合作探偵小説 五階の窓」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
 

/商品紹介
犯人当て懸賞小説として『新青年』の大正15年5月号から10月号まで、半年にわたって好評連載された「五階の窓」は、
発端は江戸川乱歩の筆にはじまり、平林初之輔、森下雨村、甲賀三郎、国枝史郎と進み、そして終局は小酒井不木の筆を持って解決していきます。
 

・「合作探偵小説 屍を」1994年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
※見返し剥し跡、ヤケ小傷み
/商品紹介
合作掌編「屍を」(探偵趣味」昭和3年)、競作推理編「秘中の秘」「魔王殺人事件」(「面白倶楽部」昭和33年3増、6増)の二編、
さらに推理教室「宝石商殺人事件」「精神分析医の死」(「キング」昭和22年9、10)の二編、そして未完に終わった「空気男」「悪霊」の二編を併録したファン必携の書。
 

・「合作探偵小説 江川蘭子」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
/あらすじ
モボ・モガを父母としえ生まれてきた江川蘭子は、まだ物心もつかない二歳のとき、その両親を殺人事件の被害者として突如失い、
しかもその血みどろの惨劇の現場に放置されるという異常な状況の中に置かれたことから、その精神構造への影響が心配された・・・・・・。
世間はこの乱脈を極めた生活者である被害者に同情を寄せず、また犯人を挙げられない警察の無能を罵る者もなかった!
が、蘭子は後年、みずから父母の仇討ちを目論んだ!
/商品紹介
「新青年」昭和5年9月号から6年2月号まで、江戸川乱歩の発端から横溝正史・甲賀三郎・大下宇陀児・夢野久作・森下雨村と書き継がれた合作探偵小説。
 
 

・「合作探偵小説 殺人迷路・悪霊物語」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
/商品紹介
新潮社が昭和7年に刊行した全作書下ろしの『新作探偵小説全集(全16巻)』の付録として発行された『探偵クラブ』に連載された「殺人迷路」は、
乱歩をはじめ十作家により書き継がれて本格物として結末づかれている。
他に『講談倶楽部』昭和29年9月増刊号に一挙掲載の「悪霊物語」を併録。
 

・「合作探偵小説 黒い虹」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 
※カバー・本体:表紙裏表紙小傷み、本体:小しみ
/商品紹介
『婦人公論』昭和5年1月号から6月号まで半年にわたって連載された<指輪をめぐる怪事件>の物語「黒い虹」は、
江戸川乱歩の発端を水谷準・大下宇陀児・森下雨村・海野十三、そして終局を甲賀三郎という豪華版でリレーされています。

・「合作探偵小説 畸形の天女」1993年/春陽堂書店/春陽文庫 合作探偵小説
 

※本体:ページ小ヤケ
/商品紹介
『宝石』昭和28年10月号から29年1月号まで四回にわたって連載された「畸形の天女」は、江戸川乱歩の発端を大下宇陀児・角田喜久雄と受け継がれ、
最後はみずから解決篇を買って出た木々高太郎によって締めくくられた。

・「犬神家の一族ほか」学研/中学一年コース付録/コース テレビ文庫
 

※小折れ、小傷み
/商品紹介
三部構成。第一部「横溝正史へのインタビュー」/第二部「横溝作品傑作紹介」/第三部 特別読切「犬神家の一族」