唯円「はい、もちろんです」
親鸞「では、人を千人殺してみてくれんか。そしたらお前は必ず極楽往生できるぞよ」
出来ない、という愛弟子に、殺せないのはお前の心が善良だからではなく、
たまたまそういう運命(ポジション)なだけだと親鸞は説きます・・・。
そんな歎異抄の名問答を日々心の中で繰り返している貴方の瞑想のお供にぴったり!
な親鸞の手のひらサイズのフィギュアです。
海洋堂/親鸞展公式フィギュア「親鸞像」/¥4200「信じるという字は、どう書くのかね」
「人べんに言の字ですが」
「そう。人の言葉こそが信じられるからだ。文字は書く者に潤色され、歪曲される」
「そう。人の言葉こそが信じられるからだ。文字は書く者に潤色され、歪曲される」
ということで藤原氏が勝手につくりあげた記紀をシュメール語で解読!という諧謔精神あふれる一冊。大国主命の直系にあたる富上官出雲臣財家に一子相伝で口伝されたという敗者の側からの古代史が開陳されているので古代出雲研究には欠かせない一冊です!
吉田大洋「謎の出雲帝国」¥2100(小口ヤケ)
色々ありすぎた後の尊氏が描いた地蔵菩薩像には、別に悪人ではないのにポジションの関係で敵味方の恨みを一身に背負った男の悲哀が信仰心にまで昇華しているようで、何かにすがりたくなった時に目に浮かぶすてきな菩薩像。その他太平記の頃のあまり見かけないヴィジュアル資料がカラーで満載なので鎌倉末期~室町初期ファン限定ですがすごくおすすめ!
「太平記展」¥1050
そろそろ南画・文人画に挑戦しようかな、と思っている方におすすめの定番教材が入荷しました。
先人たちが学んだ名テキストで学べばやる気も雰囲気も高まります。
「芥子園画伝(かいしえんがでん)」。天實書局の版で全12冊揃。¥10500