2011/10/04

「PUNK天国」と「悪魔のBLUES」


「PUNK天国 2 80’s BRITISH HARDCORE PUNK!」

僕が20歳前後の頃、PUNK/HCに夢中だった頃、バンド仲間の家に行くと、たいていは読み込まれたコレがありました。
当時にしてプレミア価格ついていて、その日の食事すらまともに摂取できなかったお金もなかったはずの奴でさえ(僕含む)、この本は入手していて、ビール片手に夢中になって読んでいたもの。。。。
この本が後続のPUNXに果たした役割は大きく、そのシーンの大きな発展に一役かったのも事実。
ディスク・レビューだけでなく、UKにおけるPUNK/HC(主にHC)のシーンの成り立ちも解説された歴史的なガイドブック本。
DOOLの増刊号で出ていましたが、そのDOOLが無き今、もはや復刻は難しいでしょう。
DOOL廃刊するんです、と知人から前もって教えられてはいたのですが、その知らせがすぐには紙面で出ず、嘘だろ?と思いつつも、その時が実際に来た時は『震え』たものです。。

ちなみにその後が知りたいという方には、現代版PUNK天国の異名も名高い?『HARDCORE SURVIVES』のSO君によるRAW OF THE LANDがオススメ。
そして行川氏の著作も併せて読むと更につながっていきます。



「ロバート・ジョンスンを読む(初版限定 CD付)」

中学にはいりPUNKに傾倒する以前、僕生粋のBLUESっ子でした。
(JAZZは子ども過ぎてまだ良さが分からなかった、、)
ロバート・ジョンソンほど深くしみわたる声はなかなかいない、そしてあの当時としては卓越したギタープレイ、、、。
本書ではそのギタープレイこと、悪魔のクロスロード伝説についても語ってくれている。
ジョンソンを知る上ではまたとない本であり、付属のCDを聴きながら読めばリアルな「体験」ができるかもしれない。