1969年2月に代々木・国立競技場で開催されたイベント「クロス・トーク/インターメディア」の
プログラムが入荷しています。テーマは音楽、映像などの芸術とテクノロジーの融合。
小冊子「プログラム」をみると、1日目では一柳慧の電子音楽の演奏(「東京1969」)や、
松本俊夫によるノイズをバックにした映像(「イコンのためのプロジェクション」)、2日目
はジョン・ケージ「カリヨンのための音楽 第5」、そのあとに土方巽による「カー・カー・ダンス」
。3日目には、武満徹「怪談」など、当時の前衛アーティストがずらりと並んでいます。
協賛は、パン・アメリカン航空、パイオニア、ジョン・D・ロックフェラー三世財団、ソニー
、日本放送、ティアック株式会社、藤プロダクション。
内容物は下記。
・エッセイ(岡本太郎/滝口修造/丹下健三)
・プログラム
・プログラム(英文)
・参加アーティスト紹介冊子
・エッセイ(ジョン・ケージ、バックミンスター・フラー、ピーター・イエイツ)
・エッセイ(ゴードン・ムンマ、スタン・ヴァンダービーク)
・ゴードン・ムンマ「HORNPIPE」説明図
・スタン・ヴァンダービークのコラージュ×2枚(同じもの)
2月6日当日プログラムの日本語と英語版の2枚が欠品です。完品ではないのは少し残念ですが
エッセイ、読み物としては主要なものは揃っているとは思います。
お探しの方はぜひどうぞ。
主催:東京アメリカ文化センター
ディレクター:アーノルド・オールフライト
企画、構成:秋山邦晴、ロジャー・レイノルズ、湯浅譲二
函表面に薄く文字の跡、欠品あり
特価 ¥36,750-
(久保田)