2013/01/27

【中野店】リリシズム 上村一夫の世界 異装版

日本を代表する劇画家、上村一夫の大全的作品集、『リリシズム 上村一夫の世界』の異装限定版が入荷しました。



通常版のグリーンの装丁とは違い、異装版は紺地に水玉の遊び心
あるデザイン。これを見て、修羅雪姫のワンシーンのような、しんしんと雪降る夜を想像するのは僕だけでしょうか。上村先生の描くおんなにも良く合っています。

この異装版は、まんだらけのオークションカタログ「まんだらけZENBU」の誌上でのみで販売されたもの(10部程度残った分を店頭で販売)で、限定80部と大変少ない部数ということもあり、発売後すぐに売切れとなっていました。

今回は売切れ後初の入荷。
シュリンクも未開封でコレクターズアイテムとしてふさわしいものとなっています。

彼の幼少期から学生時代、デザイナーの仕事、盟友阿久悠との出会い、漫画家デビューから黄金期そして晩年までを、大量の画像と文章で綴った、上村ファン必携の一冊です。→本の紹介

2013/01/10

【札幌店】今日のかわいい本「チェブラーシカ配給日記」

今でこそすっかりおなじみになったチェブラーシカですが、
ロシアから日本にどうやって入ってきたのか、
誰がどういった動きをしてチェブラーシカを広めたのか、
しっかり知っている方、少ないんではないでしょうか。

さわりだけご紹介すると、
吉本興業(!)に所属していた吉田久美子さんという女性が、
ふと見かけたチェブにひとめぼれし、
吉本を退社して(!)チェブを皆に知ってもらう為に奔走した軌跡が、
日記として綴られているのがこちら。

「チェブラーシカ配給日記」
吉田久美子+チェブラーシカジャパン
¥3,150-
発行は2004年。
自主流通での本ですが、プラカバーの可愛い装丁はしっかりしたもので、
ぱっと見は一般流通の本と相違ありません。
現在は入手不可。
読むことでもっとチェブがいとおしくなる1冊。
ショーケースにお出ししています。
通販はこちらから

ご来店、お問合せ、お待ちしてます。

2013/01/07

【札幌店】アートブックをご紹介◎吉村誠司「硝子を透して」、町田久美「町田久美画集」

すてきなアートブックが入荷したのでご紹介します。


吉村誠司「硝子を透して」
2011年発行。
日本画、というキーワードを聞いて、
大多数の人が思い浮かべる日本画とは多分かなり差異のある日本画の作品集。
深い青や灰がかった緑や、重く暗い色を多用して、
一見静かで冷たいのですが、不思議な安心感のある絵です。

中身はこんな感じ


¥2,310-

つづいてこちら

町田久美「町田久美画集」
2012年発行。
海外でも人気のある作家。
太くグラフィカルな線、淡い色、ムチムチ可愛い人物、
ちょっと見ただけだととてもPOPなんですが、
一枚一枚見ていく毎に、
どんどん背筋が寒くなっていくようなこの空恐ろしさは一体何なんでしょう?
潔く引かれたように見える線、実は極細い線を
何度も何度もなぞって描いているそう。
併録されているエッチングやスケッチは病的に細かく、
見ているこちらまで緊張してくる様な神経質さがあります。

中身はこんな感じ





¥3,675-

どちらもショーケースに出しています。
ご来店・お問合せお待ちしてます。



2013/01/01

【札幌店】2013年、まずは「ゲートウェイ・エクスペリエンス」セットはじめHemi-syncのCD70点を一挙に放出します

画像は全体のほんの一部分。


ケースに小イタミがあったりしますが、状態は概ね並。
そして


 普段から探求の多い「ゲートウェイ・エクスペリエンス」
全18枚セットや、



「ゴーイング・ホーム」全7枚セットももちろんあります。

一部ショーケース、大部分は大予言書籍コーナーの一部を大幅に改造しお出しします。
通販は明日1/2の昼12時、まんだらけHPのトップ頁にリンクが貼られますので、
そちらから是非是非。

2013年も札幌店を宜しくお願いいたします!



中野店情報 「学年誌の付録」

 
「中学○年コース」「中学時代」「高校時代」「中学生の友○年」「小学○年生」などの学年誌の付録には、当時学習の読み物などとはまた別に小説がついていました。
この付録小説には、海外の翻訳ものや日本人作家による、文学、SF、ミステリ、怪奇、少女ものと様々なジャンルがありましたが、今となっては詳細なリストもなく、何が出ていたかわかりにくくなっています。
表題以外にミステリ小説が併録されていたり、記載されている作家とは別の方が書いているものもあったりと、その世界は広大で奥深いものになっています。
 
また、翻訳ものでもジュヴナイルよろしく抄訳版となっていてタイトルも変更され一瞥しただけでは、どの作品かがわからないのも特徴。
更に翻訳ものや日本人作家の小説で、ここでしか単行本として読めない作品など、Sfミステリなどを収集、また読む方には意欲をそそる内容。
 
今回そんな学年誌の付録を現在あるだけ「まんだらけ通販」という形をとって、データベース化してみました。
併録作品から本文ページ数、併録あればそれ事に絵師も記載しています。
また翻訳もので一瞥しただけではわかりにくいタイトルは分かる限り調べて記載しています。
 
※梶謙介や宮敏彦など人気どころもでます。
 
もちろん掲載商品は全て販売致します。
1/3のOPENから店頭販売開始致します。
 
販売方法は複数の方いた場合、整理券配布しての販売とさせていただきます。
整理券配布の販売方法は「中野店 2013年の初売り情報 ジュヴナイル篇」と同じとさせていただきます。
 
※通販サイトには明日(1/2)の21時にアップ致します。
 
通信販売でも購入可能ですが、当日店頭のお客様優先とさせていただきますので、どうしても入手されたい方は是非店頭まで足をお運びください。

※付録のミステリもので詳細分からないものは、森英俊様(ミステリ評論翻訳家)にご協力いただいています。