2012/12/15

【札幌店】ギリヤーク尼ヶ崎「鬼の踊り 大道芸人の記録」

北海道出身ということで…


実際に彼の踊りを見たのは10年ほど前の夏、札幌三越の裏だったと思います。
その時点で不安になるくらいお爺ちゃんで、
痩せさらばえた身体に赤い褌と白い化粧、
突き出した顎と総入歯、哀しげな瞳、
冷や汗の出る様な情念の篭った踊り、
最後の「お母さーーーん!!」という叫び。
とにかく一度見たら忘れられない、強烈すぎるインパクトの塊みたいな人でした。
呆然としながら2000円置いて帰って来ましたが、
今思えばもっと置いてくればよかった…。

日記風の文章と、大量のモノクロ写真で、
ギリヤークの踊りと思想に触れる事が出来る1冊です。
日本国内のみならず、アメリカやパリで踊った時の写真も。
現在82歳ですが、若い頃の写真がたくさん収録されています。

状態はカバーイタミ、小口ヤケ。
¥2,625-

通販も上げてます。
こちら↓

ご来店、お問合せ、通販のお申込み、
お待ちしてます。

2012/12/11

【中野店】戦前ジュブナイル小説入荷

日本のジュブナイル作家を代表する二人、南洋一郎、山中峯太郎の戦前作品です。

1893年東京牛込生まれの冒険作家、南洋一郎のベストセラー「吼える密林」の3年前に出版されています。物語はフィリピンの南の島を舞台とした少年少女が主人公の冒険譚。



孤島の秘密 装丁・挿絵 鈴木御水

1930年 偕成社発行 函小背ヤケ \94,500-

通販はこちら

もうひとりの雄、山中峯太郎は1885年大阪生まれ。日本の陸軍軍人であった経験も生かされた迫真の内容で当時の子供たちを夢中にさせました。1938年の少女の友に連載された「黄砂に昇る陽」が単行本化の際に改題されたもののよう。

背に番号があります
 

山中峯太郎 「軍事小説 謎の機械化兵団」
装丁・挿絵・口絵 木村重光

函小背ヤケ、本体背に数字 ¥84,000-
通販はこちら

状態は両方とも大きな損傷なくまずまず。

ご来店&お問い合わせお待ちしています。

2012/11/24

【中野店】魯迅収蔵中国現代木刻選集

1962年に中国で発行された抗日時代の版画集です。
作家、魯迅が収蔵していたもの。
本体




蜂起!

序文以外はすべて図版なので、楽しめると思います。
プロレタリアート関連の美術資料としても。

編・著 北京魯迅博物館
人民美術出版社発行

¥10,500-

2012/11/23

【中野店】名取春仙「デモ画集」(明治43年)

山梨県中巨摩郡櫛形町(現・南アルプス市)出身の版画家、挿絵画家である名取春仙の
「デモ画集」が入荷しました。



背の部分は元に持っていた方による皮張の補修がなされています。




夏目漱石門下の作家、森田草平「煤煙」、
夏目漱石「三四郎」、島崎藤村「春」の新聞連載の挿絵などが掲載。

奥付をみると初版は明治43年10月1日、こちらは10日の再発行版とあります。序文は泉鏡花です。ご興味のある方は店頭まで。

¥9,450-



【中野店】ともだち文庫28 平塚武二「風と花びら」(装丁・茂田井武)他

茂田井武が装丁・挿絵を手がけてる1冊、中央公論社
のともだち文庫「風と花びら」が入荷しました。

サギ山
たまむしのずしの物語
ウィザード博士
風と花びら

の4篇が収録。
昭和24年発行です。コンディションもまずまず。

¥10,050-

ともだち文庫の記念すべき1巻、宮沢賢治「どんぐりと山猫」。
昭和21年2刷で、初版は昭和17年発行。


このお話自体は1924年発行の短編集「注文の多い料理店」に収録されています。
装丁・挿絵は中尾彰。

¥3,150-


「原爆の図」で有名な丸木俊が結婚前に装丁・挿絵を担当した読み物、
山代巴「蕗のとう」 (1949年・暁明社)。
後年、日本共産党に入ったことを伺えるような、物悲しく、政治意識が
強いお話。挿絵はとても良いです。



¥4,200-

徳永直「泣かなかった弱虫」(1947年・十月書房)



少濡れあと ¥3,150-

こちらも赤松俊子装丁・挿絵。カラーです。

ご来店&お問い合わせお待ちしております。